2013年 09月 10日
人間の進化と肩甲骨の関係についての考察
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今日は四条大宮から千本鞍馬口まで歩いた。
市バスに乗っても良かったが、あの揺れと両替したあとのじゃり銭が
うっとうしく、最近歩いてないなあというのもあって歩くことにした。
千本通りは車の通りも多く、美しい田園風景もなく、
路の両側もほとんど店という、
実は散歩にもっとも適していないともいうべき過酷なロードだった。
が前を歩くひとの歩き方や、自分の歩いているときの感覚など、愉しみは
いくらでもある。
ふと頭をよぎった。
人間は四足動物から進化したとされる。
手を使いはじめた古代人は、まだ前足としての
感覚も持っていた。
段々と器用になった手は、
大脳を発達させ、現代文明を生む。
しかし文明の発展とともに私たちは元々もっていた
原始感覚は眠ってしまった。
それは肩甲骨を置き去りにしたことと密接に関係している。
前足の記憶がまだ残っていたころ、肩甲骨は常に感覚脳である脳幹に響いていた。
それは五感を超えた感覚を人間が生きていた時代。自然と調和していた時代。
しかし器用に手を使いはじめた人間は、肩甲骨を動かさなくても手だけで生活できるようになる。
これは進化か退化か。 両方であるように思う。
だが人間にとって最も大切な野生のカンを取り戻すには、
もう一度、固まってしまっている肩甲骨を解放し、
眠っている肩甲骨から脳幹(感覚脳)へのルートを呼び覚ます必要がある。
これが本当の意味で進化となるのではないだろうか。
気づくと千本今出川。
両股関節に違和感を感じるが、調整しながら歩く。
と電話が鳴る。銀行に入金せよとのこと。
一旦、家に戻り自転車で銀行へ。
道すがら空を見上げると三日月が浮かんでいた。
銀行の帰り、信号待ちをして止まっていると、あれ
いつもより足が地面に着いている感じが。
まさかさっきの股関節の違和感は足が伸びたせいかもしれない。
人生まだまだ成長期であります。
by uedaryotados
| 2013-09-10 01:00
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